テクノロジートレンド・プレバイザリー

プレバイザリーとは?この言葉は、pre-viewとad-visoryを組み合わせたセレントの造語で、金融サービステクノロジーを追求するお客様が注目すべき金融業界のテクノロジー・トレンドを示すものです。セレントは、お客様が注目すべきトレンドを特定し、優先順位をつけることができるよう、ノイズや誇大広告をふるいにかけます。また、お客様がビジネスの展望とテクノロジーの導入計画を策定するお手伝いをするために、将来について意図的・前向きに考察します。このプレバイザリー・シリーズのウェビナーやレポートが、皆様の視野を広げ、新しいアイデアの発見、そしてイノベーションの契機となることを願っています。


公開中の日本語プレバイザリー・ウェビナー

金融サービス業界における2023年のトップ・テクノロジートレンドを日本語でお届けします。ご興味のあるウェビナーをぜひご視聴ください。(ウェビナーは日本語で行われます)

 

​リスク:新たなリスクへの対処に必要なイノベーションの手段   ​

パンデミック発生後も、立て続けに地政学的および経済的な逆風が吹くなか、リスク機能のレジリエンスとアジリティを高める必要性が浮き彫りとなっています。その一方で、デジタル資産やESG関連の新たなビジネスチャンスが生まれるのに伴い、これまでにないリスクも発生しています。リスク・プレバイザリーでは、金融機関がそれらのリスクに対処しつつビジネス価値を向上する上で必要なイノベーションの手段(AI、ビッグデータ、API、クラウド、レグテックなど)について検証します。

リテールバンキング: 顧客が必要とするタイミングでサービスを提供 

歴史的にみても高水準にあるインフレ率とエネルギー価格、金利上昇、地政学的および経済的な不透明性が続くなか、主要国の消費者はこの先の苦境を覚悟しています。こうした難局にあって、リテールバンクが新規・既存を問わずあらゆる顧客が本当に必要とするサービスを提供するにはどうすればよいでしょうか。顧客へのエンゲージメント、オープンエコシステムへの参加、イノベーションの推進、デジタルトランスフォーメーションの継続に向けた最善のアプローチを模索する銀行にとって、2023年は何がIT投資の最優先分野となるでしょうか。 

ウェルスマネジメント:コネクティビティとコンバージェンスに向けて

ウェルスマネジメント業界は、融通の利かないレガシーシステムから拡張性のあるモジュール型のアーキテクチャやソリューションへの移行を進めています。そうした大規模なスタックのアンバンドル化により、業界では金融サービスプロバイダーとの接続が容易になり、これまでサイロ化していた商品・サービスの統合が可能になるといった変化が生まれています。2023年には、こうしたトランスフォーメーションの加速に必要なAI、データマネジメント、API接続、顧客エンゲージメントツール、デジタル技術、クラウドなどのテクノロジーについてより詳しいリサーチを行っていきます。 

コーポレートバンキング: 関係深化を通じてマクロ経済がもたらすストレスに対処 

市場の不確実性が高まる中、銀行は競争圧力の高まりに直面しています。銀行にとっては、顧客へのサポートを維持しつつ、いかに差別化に向けた投資を行うかがカギとなるでしょう。そこで大手銀行は、顧客エンゲージメントの最適化、革新的かつインテリジェントなトレジャリー・ソリューションの提供、データ/ アナリティクスの活用、決済機能の拡充などを通じて、顧客との関係を深めることを目指すとみられます。こうした目標の達成に向け、プラットフォーム現代化への投資、データ管理戦略の策定、パートナーエコシステムの拡大を継続するでしょう。このセッションでは、コーポレートバンキングにおける2023年の主要なテクノロジートレンドと重要課題に関する当社の見解を紹介します。

医療保険:医療保険会社にとっては苦境が続く

このウェビナーでは、医療保険分野における2023年の主要IT投資に焦点を当てます。優先順位が最も高いのは顧客エンゲージメントの向上で、老朽化が進むバックオフィスシステムの刷新も引き続き優先度の高い事項です。いずれも根底にあるのは、最新のマシンラーニングとAIを活用したデータを重視する姿勢です。来年も大型投資が続くとみられ、セレント・プレバイザリーでは引き続き市場動向を注視していきます。 

キャピタルマーケッツ: キャピタルマーケットを取り巻くあらゆる環境は変化するが、テクノロジーの優先事項は変わらない 

キャピタルマーケットツの事業環境は1年(または2年)で様相が一変します。特に市場取引、金利および規制の動向には著しい変化がみられます。それでも、柔軟性と機敏性の高い統合テクノロジーソリューションの構築が重要なカギであることは変わりありません。金利や取引のボラティリティ(上昇)からテレワーク(退潮)/オフィス回帰(隆盛)、取引活動/投資フロー(減少)またはESG(未確定)に至るまで、低コストと競争上の優位を維持するためにはテクノロジーが重要な役割を担っています。

生命保険: 保険バリューチェーンのイノベーション

保険各社はインフレ率と金利の上昇、迫り来る景気後退の脅威、サプライチェーンの混乱、気候問題、地政学的な激変、人材不足、インシュアテックからの攻勢といった新たな課題に備えた体制作りを進めつつあります。このウェビナーでは顧客エクスペリエンス、重要性を増すデータおよびデータアナリティクス、自動化によるプロセス最適化、イノベーション、インシュアテックのエコシステムといったトランスフォーメーションの手段を検証します。

損害保険: 不透明な事業環境下での組織体制の強化

保険会社にとって、不透明な現状に直面する中、成功するための体制確保の重要性はここ数年でさらに増したと言えるでしょう。保険会社が収益性の向上、業務の効率化と競争力の強化を実現するための最良アプローチのひとつは、新興テクノロジーと成熟したテクノロジーの両方を適切に活用することです。このウェビナーでは、現在最も大きな影響力を持つテクノロジーをいくつか取り上げ、保険会社が直面するであろう問題に対処するための組織体制の強化に役立つタイムリーな戦略を提示します。     


セレントのリサーチ

セレントのリサーチは、豊富な業界経験、人脈、VendorMatchデータベース、そして客観性と卓越したクライアントサービスへの揺るぎないコミットメントを基盤としています。

テクノロジートレンド

セレントはプレバイザリーを通じて、お客様がビジネスの展望と潜在的なテクノロジープランを策定する手助けをしたいと考えています。他社が実施しているプロジェクトにご興味をお持ちですか?セレントはそのようなプロジェクトを紹介する数多くのレポートを提供しています。

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