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エンベデッド・ファイナンスについての偏見を取り除く:銀行にとっての期待と危険性

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2021/04/18
ジルビナス・バレイシススティーヴン・グリーア

Abstract

エンベデッド・ファイナンスは急成長している分野であり、これにより顧客と金融サービスとの関わり方が劇的に変化する可能性がある。しかし、様々なものがエンベデッド・ファイナンスと呼ばれることで混乱が生じており、業界では多くの場合、銀行よりもディスラプター(創造的破壊者)が議論の焦点になっている。

本レポートの目的は、この新たな領域をナビゲートする金融機関を支援することである。まず、エンベデッド・ファイナンスの定義を提案し、テクノロジー・​イネーブラーについて取り上げる。さらに、既にエンベデッド・ファイナンスに関与している銀行の事例を紹介し、このモデルの導入を検討している銀行に指針を提供する。

セレントは、エンベデッド・ファイナンスとは、銀行以外の第三者がキュレートしたデジタル体験において、顧客が[A1]必要な時にテーラーメイドの金融サービス商品を発見・取得することであると定義している。エンベデッド・ファイナンスは、ますますオープン化する金融サービス・エコシステムに銀行が参入する方法として考えられる4つの新たな主要モデルの1つである(下記図表を参照)。


銀行以外の第三者による金融サービスの提供が可能になったのは新しい動きというわけではないため、定義に対して過剰に目新しい印象を持たれることだけは避けたい。とは言え、正確性は重要である。第三者のサービスにおいて金融サービス商品をシームレスに使用できるようになれば、素晴らしい顧客体験が実現するが(例えば、UberやNetflixのファイルにカードを組み込む)、最新のエンベデッド・ファイナンスを提供するために銀行に必要な能力は質的に異なっている。

同様に、エンベデッド・ファイナンスはBanking-as-a-Service(BaaS:サービスとしての銀行)と同じ意味で使用されることがあるが、この2つは別物であり、BaaSはエンベデッド・ファイナンスを提供するための主なアプローチの1つである。つまり、エンベデッド・ファイナンスは「もの」、BaaSは多くの場合「手段」である(ただし、これに限定されない)。

市場が動き始めたことで、金融機関はエンベデッド・ファイナンスが自らにとってどのような意味があるのか、また、なぜ参入したい(あるいは、したくない)のか、そして参入する場合はどのような方法があるのかについて検討する必要がある。このビジネスモデルにはリスクが伴うが、銀行にとって最大のリスクは何もしないことかもしれない。早く行動を起こすことで、最も利益が得られるパートナーシップを確保して有益なエクスペリエンスを獲得し、競争上の優位性を確立できる可能性が高い。

レポートに記載されている認可金融機関は以下のとおり。

エンベデッド・ファイナンスにどれほど大きな機会があるのかは、まだ不明である。銀行が自社のチャネルを通じて自社商品を販売するという伝統的なバンキングモデルの終焉を宣言するのは時期尚早だが、金融サービス・エコシステムが徐々にオープン化しているのは確かである。各金融機関は、このエコシステムの中でどのような役割を果たしたいのか、また自社にとってエンベデッド・ファイナンスが適切な戦略かどうか判断する必要がある。

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レポートに記載されている認可金融機関は以下のとおり。

Ant Financial、Banco Davivienda、Barclays、BBVA、BNP Paribas、CBW Bank、Citi、comdirect Bank AG、Cross River Bank、DBS Bank、Evolve Bank and Trust、Fidor Bank、Goldman Sachs、Green Dot Bank、Huntington National Bank、JB Financial Group、Lincoln Savings Bank、Monzo、NatWest、Paytm Payments Bank、PNC、Revolut、RBC、Seattle Bank、SFCU、Société Générale、Solarisbank、Standard Chartered、Starling Bank、Sutton Bank、TD Bank、The Bancorp Bank、WebBank、Wells Fargo、Westpac、Yes Bank

レポートに記載されているフィンテック、企業、テクノロジー企業は以下のとおり。

10x, Affirm, Afterpay, Apple, Autobooks, Beam, BitStocks, Bond, Branch, Chime, Dave, Deserve, Doordash, Empower, Facebook, Finastra, FIS, Fiserv, Galileo, Google, i2c, Jack Henry & Associates, Klarna, LightningAid, Mambu, Marqeta, Modulr, MoneyLion, MuchBetter, Netflix, Nium, PayKey, PayPal, PelicanPay, Plaid, Plum, Railsbank, Raisin, Sage, Shopify, SocietyOne, SoFi, Stripe, Synapse, Telefonica Germany, Temenos, Tesco, Thought Machine, Treezor, TrueLayer, Uber, Xero

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Insight details

分野
リテールバンキング
Subscription(s) required to access this Insight:
銀行, リテールバンキング
種類
レポート
拠点
アジア, 欧州/中東/アフリカ, 南米, 北米