eJGBs: 日本国債の電子取引動向

Create a vendor selection project & run comparison reports
Click to express your interest in this report
Indication of coverage against your requirements
A subscription is required to activate this feature. Contact us for more info.
Celent have reviewed this profile and believe it to be accurate.
2006/05/30
ニール・カタコフ

Abstract


(このレポートは2006年5月30日に"eJGBs: e-Trading in The Japanese Government Bond Market"というタイトルで英文で発表されましたが、和訳版を2006年6月30日に発行しました。)

日本国債の電子取引は、ここにきてようやく拡大の兆しを見せ始めています。

日本国債(JGB)の発行残高は2005年末現在で5兆6,000万米ドル(約640兆円)に達しており、世界最大のソブリン債市場です。しかし、他の国 際市場で吹き荒れた「国債の電子取引革命」の嵐は、中々日本に上陸しませんでした。日本国債のディーラー間市場では電子取引が着実に普及しつつあります が、対顧客市場では依然として電話取引が主流です。後者で利用されているマルチディーラー電子取引プラットフォームはごく少数に限られ、そこで執行される 取引は全体の2%にも満たない状況です。

しかし、セレントの最新レポートeJGBs:日本国債の電子取引動向で は、今後は全く違った展開を予想しています。債券市場ではここ1年、最良執行義務を巡る意識の高まりとボラティリティの復活を背景に、マルチディーラー対 顧客市場における電子取引の売買高が増加しました。同時に、ディーラー間市場では電子取引の堅調な拡大が続いています。

日本国債の売買高全体に占める電子取引の割合は、ディーラー間現物市場では2005年の35.2%から2009年には58%に上昇し、対顧客市場では2005年のわずか1.1%から2009年には12.7%に急伸するでしょう。

「日本経済が回復基調にあり、日銀によるゼロ金利政策の解除が予測される中、日本国債市場のボラティリティは上昇し、売買高も増加するでしょう。その結果 として、電子取引の効率性の魅力が増すはずです」と、セレント・アジアリサーチグループのマネジャーで本レポートを執筆したニール・カタコフは述べています。「ただし、課題も残っています。例えば、日本国債レポ市場の電子取引はいまだに行われてなく、こうした状況はしばらく続きそうです」

本レポートは日本国債市場の概要を示すとともに、ディーラー間市場と対顧客市場における電子取引の動向を分析し、日本国債の電子取引普及の促進要因と阻害 要因を挙げています。また、現在稼動している日本国債のインターディーラーおよびマルチディーラー・プラットフォームの概要も紹介し、電子取引を巡る今後 のトレンドの考察で結んでいます。

本レポートは21図と7表を含む全30ページで構成されています。

注)米ドルから日本円への換算レートは、2006年4月28日の仲値(三菱東京UFJ銀行公表による)を参照。

Subscription required

Access to this content requires a Celent research subscription.

Subscribers should sign in to access this research.

If you are not a subscriber, register now or contact us to find out more about our subscription options.

Insight details

種類
レポート
拠点
アジア, 欧州/中東/アフリカ, 南米, 北米