日本の金融業界におけるレガシー・モダナイゼーション パート1:調査結果分析と現状把握【日本語】

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2015/09/16
柳川英一郎

Abstract

このレポートには英文版 "Legacy Modernization in Japan’s Financial Industry, Part 1: Survey Analysis and Status Update" (2015年9月16日発行)もあります。

このシリーズでは、日本の金融業界における、レガシー・モダナイゼーションの現状と今後の方向性を考察します。本レポートは、 2015年春日本の銀行/保険会社/証券会社/資産運用会社を含む 60社以上を対象に実施した「レガシー・モダナイゼーション・サーベイ」の結果から、基幹系業務とシステムの現代化への取り組み状況、課題とその将来展望 などを分析し、報告します。

KEY RESEARCH QUESTIONS
1 日本の金融機関における、レガシーシステムの現代化はどの段階にあるか?

2

レガシー・モダナイゼーションのプロセスにおける、ビジネスケースの検討状況は?
3

新たなテクノロジーの採用検討と現代化への影響は?

本サーベイでは、上記KRQの項目毎に以下の事項を質問しました。

1. レガシーシステムの現代化はどの段階にあるか?

  • レガシー置換の進捗状況
  • 置換の戦略
  • 置換の理由
  • 置換プロジェクトの段階
  • 新たな選択肢の検討状況
  • 阻害要因
  • ベンダーのサポート

2. レガシー・モダナイゼーションのプロセスにおける、ビジネスケースの検討状況は?

  • IT環境の及ぼす影響
  • 現代化のメリット
  • ビジネスケースの位置付け
  • コストの帰属
  • コストの実際

3. レガシーシステムにおけるテクノロジーの潮流変化とその現代化への影響は?

  • レガシー環境の及ぼす影響
  • データ変換と移行
  • ビジネス部門からの信頼
  • ビジネス部門、IT部門の役割変化


そして、これら回答を分析した結果、日本の金融業界における基幹系システム現代化への取り組みは、「検討段階から実施段階に入っており、今、正に必要なものは、レガシー・モダナイゼーション方法論である」との知見を得ました。



「重 なる合併・システム統合を対症療法でくぐり抜けてきた、日本のレガシーの特質が浮き彫りとなりました。これまでレガシーは「過去のIT資産の維持管理」と して認識され、これに対して対処療法を行ってきていましたが、限界がきており、新システムへの置換と新プロセスによる業務改革といった、原因治療への転換 時期が来ています。もはや、レガシーは肥大化し、アプリケーションもデータモデルもその柔軟性を失い、重複したシステムとプロセスは、顧客価値を生み出す 以前のレベルになってしまいました」とアジア金融サービスグループのシニアアナリストでレポートを執筆した柳川英一郎は述べています。

Part 2ではこうした現状を踏まえ、サーベイ結果の分析を深め、今後の方向性を考察します。産業革命における自動車産業が示唆するものから、日本の金融業界に提言し、セレントの「レガシー・モダナイゼーション・フレームワーク」を紹介します。

本レポートは、28p、24図で構成されています。

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