ベンダー
English

アセットマネージャーのITアーキテクチャ: SOA応用アプローチ

Create a vendor selection project
Click to express your interest in this report
Indication of coverage against your requirements
A subscription is required to activate this feature. Contact us for more info.
Celent have reviewed this profile and believe it to be accurate.
We are waiting for the vendor to publish their solution profile. Contact us or request the RFX.
Projects allow you to export Registered Vendor details and survey responses for analysis outside of Marsh CND. Please refer to the Marsh CND User Guide for detailed instructions.
Download Registered Vendor Survey responses as PDF
Contact vendor directly with specific questions (ie. pricing, capacity, etc)
2017/11/21

現実的な話をしましょう。

Key research questions

  • アセットマネージャーはなぜ今すぐテクノロジーを更新すべきなのか?
  • アセットマネージャーのITアーキテクチャの実情とは?
  • 現実的な解決方法とは?

Abstract

アセットマネージャーはフロントからバックに至る既存のアーキテクチャと折り合いをつけながら、非常に高い競争力を維持しなければなりません。

資産運用会社とファンドアドミニストレーターの中には、ポートフォリオ管理システムとポートフォリオ会計システムに旧式のコードが含まれていて、仕組みが複雑すぎるため、システムを完全にリプレースできないケースがあります。そこで、投資ニーズの拡大に対応するために、コスト効率のよいフィンテックやオープンAPI、クラウドを活用し、レイヤー単位でリプレースする方法が採られています。

金融危機以降、資産運用会社は分散投資を通じて投資家の期待に応えてきました。しかし多くの資産運用会社は、既存の業務プロセスとテクノロジーでは、もはや責務を十分に果たせないと考えています。分散投資ポートフォリオのアロケーションの執行や維持管理には、マニュアルのパッチ作業が伴うため、オペレーションリスクやコスト増につながっています。

とは言うものの、システム全体の再構築に踏み切れる資産運用会社は、僅かしかありません。本来、資産運用会社のテクノロジーアーキテクチャは、インベストメント・ブック・オブ・レコード(IBOR)を目標にすべきです。しかし現実には、既存システムへの長期的なコミットメントを前提としているケースが多いため、資産運用会社は業務コストを削減しつつ、極端な支出も伴わない形で、システムを拡充していかなければなりません。