セレントの毎年恒例のモデルバンクプログラムは14年前に始まり、バンキングの成功を左右する様々な分野においてテクノロジーを活用したべストプラクティスを実践している金融機関を表彰している。

2020年は世界中でコロナ禍が続いたことから、セレントは14周年を迎えた「モデルバンク・アワード」への参加を見合わせる銀行が多いのではないかと危惧していた。だが実際の応募件数は過去最高に届く勢いとなり、その内容も勇気あるカスタマー・アドボカシーの取り組み、組織全体の急速な戦略変更、プロジェクトの成功事例など様々である。パンデミック下でもバンキングに関するイノベーションの勢いは減速せず、むしろ加速していたのである。

セレント・モデルバンク・オブ・ザ・イヤー2021は、米国の一般市民向けバンキング再構築プロジェクトを成功させたVaro Bankが受賞した。同行は、最新のテクノロジーに基づいて構築された全く新しいコンセプトの銀行に長らく期待されてきた、コストベースの大幅削減という約束を実現した。バンキング戦略と利用するテクノロジーを単独でコントロールできる立場にあるVaroは、必要に応じて提携することで、従来型の銀行では採算の取れるサービスを提供することができない多くの米国人に魅力的かつ革新的な商品・サービスを提供している。

モデルバンク・アワード2021には、以下19の金融機関とそのプロジェクトが選出された。

受賞プロジェクトは、上記のリンクをクリックしてダウンロードできるケーススタディレポートに記載されている。更に、本日セレントはInnovation in Banking 2021: A Snapshot through the Lens of Model Bank,というアワードプログラムの詳細を記述したレポートを発表しており、受賞企業だけでなく、約160のモデルバンク応募プロジェクトから引き出した業界トレンドも紹介している。登録したビジターは、このレポートを無料で見ることができる。

セレント・モデルバンク・アワード2021受賞企業の皆様、おめでとうございます！