REPORT
    保険会社のBPO導入意欲:沈静へ【抄訳版】
    21st June 2016

    (このレポートは2015年11月10日に" BPO Cools to a Simmer: Insurers and Expectations for Adoption" というタイトルで英文で発表されましたが、抄訳版を2016年6月21日に発行しました。)

    セレントは、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)の利用状況と将来の利用計画について調査しました。

    KEY RESEARCH QUESTIONS
    1保険会社は現在BPOについてどう考えているか?

    2

    2010年と比べてスタンスに違いはあるか?
    3

    保険会社とベンダーにとってどのような意味を持つか?


    本レポートは2004年と2010年に行われた調査の結果をアップデートしたもので、2010年発行のレポート「保険業界におけるBPOおよびSaaSの導入:本格化の兆し」で引用したデータと次の3つの点について比較しています。

    • 保険会社におけるBPO利用の実例
    • BPO利用に対する保険会社のスタンス
    • 保険会社による将来のBPO利用計画


    「保険会社との会話で、BPOは常に話題に上るテーマです。各社とも、他社の動向について知りたがっています。市場調査を行うことで、単なる実例に基づく議論ではなく、業界の見解の根拠となっている実質的なデータを得ることができます。前回調査時に保険会社が持っていたBPO導入への強い意欲は今は明らかに沈静化しつつあります」とセレント保険グループのリサーチディレクターでレポートを執筆したトム・スケールズは述べています。

    「BPOは広く導入され、そのペースは緩やかになりつつありますが、これは予想されたことです。市場にはまだビジネスチャンスがあると考えます」とセレントのCEOで2010年版レポートの著者であるクレイグ・ウェーバーは話しています。

    本レポートは30p、17図で構成されています。

    Author
    Tom Scales
    Tom Scales
    Principal Analyst