セレントモデルバンクアワード：ペイメントプラットフォームの再構築部門受賞：
グローバル決済プログラム：Credit Suisse

2017年セレントモデルバンクアワード「ペイメントプラットフォームの再構築」部門はCredit Suisseが受賞しました。これは、グローバル銀行がイノベーティブで変化に対応するための新たな決済環境の構築を達成した、5年の月日と多額の投資を費やした大規模なレガシートランスフォーメーション・プロジェクトです。

市場の変化に対応するために自行の決済システムを全面的に刷新する決断をした銀行はほとんどなく、ましてや長期的な柔軟性向上を目指して戦略的アプローチをとった例はほとんど見当たりません。

さらに、ペイメントはどこまで行っても最重要というビジョンにも関らず、多様な決済を1つの共通ハブに移行して処理する方法をとる銀行はほとんどみられませんでした。同行は、結果的に13の異なる決済システムを使わなくても済むようになるとみられます。

ストレート・スルー・プロセッシング（STP）の割合は99.9%超まで改善しており、このビジネスケースでは目標以上の省力効果が達成されたことを意味しています。

「今年は将来の決済ハブとなり得る素晴らしいプロジェクトの応募が数多くあり、いずれもアワードの有力候補といっても過言ではありませでした。その中でCredit Suisseのプロジェクトは、その取り組みの規模と複雑さだけでなく、多くの点で傑出していました。」

「Credit Suisseがとったアプローチは、セレントが決済サービスハブの導入において提言している内容と一致するものでした。つまり、段階的な投入による早期の成果達成、テストの自動化、プロジェクト管理に特化したチームの立ち上げなどです」と銀行プラクティスのシニア・アナリスト、ガレス・ロッジは述べています。