(このレポートは2015年3月23日に"Celent Model Bank 2015, Part 2: Case Studies of Omnichannel Banking" というタイトルで英文で発表されましたが、抄訳版を2015年8月12日に発行しました。）
※ダウンロード： レポート（日本語）＝抄訳版PDF、（英語）＝原文レポートPDF

セレントのモデルバンク調査は8年目となりました。バンキングにおけるテクノロジーの有効活用に焦点を当て、ベストプラクティスを実践しているプロジェクトを調査し、次の3つの質問に対する答えを探索します。

パート2では、オムニチャネルバンキングに関する4つの革新的なプロジェクトを紹介します。

• Central Bancompany: ビジネスアナライザー
• Standard Bank of South Africa: ガイド付きのセールス用ワークベンチ
• UMB Bank: オムニチャネル向けアウトバウンドアドバイスに基づくサービスモデル
• Westpac: オムニチャネル向けデジタルプラットフォーム

オムニチャネルバンキングは、顧客の期待とテクノロジーがいずれも急速に変化しており、認知度、優先順位付け、導入といった面で過渡期にあります。

「モデルバンクに選ばれた銀行は、いずれも自行の目標の達成には至っていないと考えているはずです。それどころか、各行ともオムニチャネルを通じたサービスの向上を今も熱心に追及し続けており、またそうした取り組みの方向性は常に変化しています」とセレント銀行グループのシニアアナリストでレポートを執筆したボブ・メーラは述べています。

2014年末締切のモデルバンクへの応募の中から、イノベーションのレベル、難易度、ビジネス成果に基づきモデルバンクの受賞者を選定しました。受賞プロ ジェクトについては、ケーススタディとして、ビジネスドライバー、テクノロジー環境、数量化した成功指標などを示しつつ紹介しています。また、レポートの 最後にこれらのプロジェクトから得られた教訓を示しています。

本レポートは36p、4つのケーススタディを紹介し、6表、20図で構成されています。