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      REPORT
      データアセット戦略とInt-Data
      投資における意思決定プロセス全体の具体化
      13th October 2017
      //データアセット戦略とInt-Data

      2018年にMiFID IIが施行される前に金融機関が対処すべき重要課題の1つは、リサーチ費用のアンバンドリングです。

      現在、金融機関が重点的に取り組んでいるのはコンプライアンスです。しかし、金融機関により大きな影響を及ぼすのはリサーチ費用のアンバンドリングでしょう。投資プロセス全体を具体化できる可能性を持つ新たなデータアセットが登場しているからです。

      本レポートでは、新たに大量のデータと明示的費用(explicit cost)が発生するなか、リサーチ費用のアンバンドリングがセルサイトとバイサイドに及ぼす影響を幅広く取り上げます。

      資本市場では「Alt-Data」という概念に関心が集まっており、市場参加者がアルファ創出の可能性と競争上の優位を追及していく限り、今後もこの流れは続くと見られます。

      一方、MiFID IIの施行に伴い、金融機関の社内業務で新たに大量のデータが生成されることになり、組織構造やチーム編成のありかた、社内リサーチの作成に影響をもたらすとみられます。金融機関内のあらゆるプロセスは、アルファ創出を目的としたものになるでしょう。

      Details
      Geographic Focus
      Asia-Pacific, EMEA, LATAM, North America
      Industry
      Capital Markets, Wealth Management