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セレント・モデルバンク2022受賞:TRUIST:DIGITAL STRADDLEプロジェクト

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2022/06/28

セレント・モデルバンク2022 レガシーシステムのトランスフォーメーション部門 受賞企業

Abstract

Truistは、ノースカロライナ州シャーロットに本拠を置くリテールおよびコーポレートバンクである。同行は、南東部の地域金融機関であるBB&TとSunTrustの2行が合併し、2019年に現在のブランド名になった。合併後のTruistは、資産規模で米国第7位の銀行となり、コンシューマーバンキングおよびウェルス事業、コーポレートおよびコマーシャルバンキング事業、保険持株事業の3つのセグメントで事業を展開している。

Truistは、合併に伴いより広範なバックオフィス移行作業の下準備を進めている段階にあり、デジタルイノベーションの促進に向けて道筋をつける必要があった。また、コンタクトセンターやテクノロジーの機能に過度の負荷をかけずに、作業のリスクを軽減したいとも考えていた。これらの目標を達成するために、同行はDigital Straddleという技術的アプローチを考案した。これは、SunTrustおよびBB&Tから継承したシステムと、ターゲットであるTruistコアシステムの3つの異なる記録システムの上に、新しい顧客対応のデジタルエクスペリエンスの構築を可能にするものである。

新しいデジタルIDプラットフォームとマイクロサービスのルーティングフレームワークにより、同行はデジタルIDの記録にフラグを付けることで、顧客を新しいフロントエンドかバックエンドのいずれかに関連付けることができた。これにより、移行時に最大限の柔軟性と安定性が得られた。

「対等合併」を果たしたことで、TruistはDigital Straddleという大きな成功を手にした。 同行は14カ月でプロジェクトを完了させ、2021年3月のシステム稼働直後から価値を実現している。