Pinnacle Financial PartnersはCorserv Solutionsと協働し、米国のコミュニティバンクが顧客に総合的なクレジットカードを提供し、これに関するすべての損益を保有できるソリューションを開発した。従来は、クレジットカードを提供する際に銀行には2つの選択肢しかなかった。すなわち、多額の先行投資を必要とする直接発行モデルと、他の銀行に関係性を開示するエージェントバンク・プログラムの2つである。しかし、Corservのデジタルテクノロジーを活用したPinnacleの新しい革新的なソリューションにより、銀行は120日間でクレジットカードを発行し、スタッフを増員することなく銀行ブランドのポータルやモバイルアプリにアクセスしてエンドツーエンドのサービスを提供できるようになった。

サービスとしてのバンキング (Banking-as-a-Service) の提案において中心となるのは、他社による金融商品の提供を可能にするために必要な機能をパッケージ化することであるとセレントは考えている。PinnacleとCorservが開発したAccount Issuer Programは、米国の銀行業界における高い知名度にふさわしいものであり、セレントのモデルバンク・アワード2022 サービスとしてのバンキング部門の受賞に値するものである。