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インドのデリバティブ市場:主要取引所に仲間入り?

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2012/11/14

Abstract


インドの上場デリバティブ市場は、ここ10年で急発展を遂げました。取引される商品の種類も増え、世界的にも有数の取引所の1つとして、ブラジル、ロシア、中国といった主な新興市場の取引所と肩を並べる存在として頭角を現し始めています。

セレントの最新レポート「インドのデリバティブ市場:世界の主要取引所に仲間入り?」は同市場の最近の発展状況から、取引所プラットフォームとして投資家の選択肢の1つたり得るどうかを分析しています。株価指数デリバティブの流動性の高さは、個別株のデリバティブよりこれらの商品に対する選好度が高いことも示しています。また、先物・オプション取引のマーケット・メーキングや規制強化など、想定されていた動きの一部も現実のものとなっています。レポートは、インド市場の成熟度と上場為替デリバティブ取引の導入がもたらすメリットを分析した既刊レポート「インドの株式市場:成長拡大へ準備万端」の続編です。

「インドの上場デリバティブ市場はここ10年で飛躍的に発展しましたが、まだまだ改善の余地はあります。競争力の点からみると、最も優位に立つのは為替デリバティブ市場で、商品デリバティブがこれに続いています。株式デリバティブに関しては、ボンベイ証券取引所(BSE)が短期的な代替取引所の役割を担ってきました。マルチ商品取引所がこの市場に参入したことで、近い将来はこの市場でもようやく競争が活発になるとみられます」とセレント証券グループのシニアアナリストでレポートを執筆したアンシュマン・ジャスワルは述べています。

レポートではまず、インド・ナショナル証券取引所(NSE)とムンバイ証券取引所(BSE)の株式デリバティブ取引の実績を対照しつつ紹介し、次に、インドの3つの取引所の為替デリバティブに関する発展状況について、最後に、商品デリバティブ市場という観点から2つの国立証券所の発展状況について解説しています。

本レポートは24p、13図と1表で構成されています。