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2013年欧州債券市場:明るい兆し

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2013/10/07

Abstract


2012年3月から12月にかけて世界の債券発行残高の増加が1%にとどまるならば、欧州の債券発行残高は0.1%減少したことになります。日本の債券発行残高は減少していますが、米国、EMEA、およびその他の国々では増加しています。セレントでは、欧州の流通市場での取引は上昇基調を取り戻し、2012年から2013年にかけて8%の成長を予測しています。2013年、欧州の国債1日平均売買高は推定690億ユーロ(約9.1兆円)で、2012年の640億ユーロ(約8.4兆円)から7%増加しており、欧州の民間債1日平均売買高は前年比10%増の150億ユーロ(約2億円)と予測します。


「多くの欧州諸国については不確定要素がいまだ残っていますが、市場はそうした状況に慣れてきています。市場プレーヤーは新たなインフラ、特に2つの主要なMD2C(マルチ・ディーラー・トゥー・クライアント)プラットフォーム、ならびにFICC(fixed income clearing corporation」という砦に守られた環境に適応しつつあります」と、本レポートの執筆者であるシニア・アナリスト、ジョセフィン・ドゥ・シャズルネ は述べています。

セレントはさまざまな市場において、IDB2C(インターディーラー・ブローカー・トゥー・クライアント)が市場構造の変化に適応するソリューションとして次第に脚光を浴びつつあるのを目にしてきました。本レポートでは、現物債の分野においても一部の市場プレーヤーがこうしたニッチ分野への参入を開始している状況も明らかにします。

本レポートは、2012年10月版のセレントレポート「欧州の債券市場:竜巻への備えは?」をアップデートし、欧州現物債市場を評価するデータを含むものです。

注)ユーロから日本円への換算レートは、2013年9月30日の仲値(三菱東京UFJ銀行公表による)を参照。