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      REPORT
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      欧州における取引後処理インフラの進化:長距離走に備えギアチェンジ
      29th June 2017
      //欧州における取引後処理インフラの進化:長距離走に備えギアチェンジ

      欧州証券決済システム「T2S」の導入や規制および市場構造の変化に伴い、欧州の取引後処理業務 ―とりわけクロスボーダー決済と担保管理―にはビジネスチャンスが生まれています。

      本レポートは、市場の変化が欧州における取引後処理の商品・サービスにどのような影響を与えているか、それに伴い新たにどのような戦略やビジネスモデルが打ち出されているか、また新たにどのようなタイプのカストディアン、中央清算機構(CCP)、ブローカーディーラーが生まれているかを取り上げています。さらに2013~14年と比較し、再評価しています。

      欧州証券決済システム「TARGET2 Securities (T2S) 」の導入は順調に進んでいるものの、市場と規制の変化は取引後処理の参加者に新たな課題とビジネスチャンスをもたらしています。決済がコモディティ化している一方で、資産サービスは決済から切り離されつつあります。しかし最大の変化は、担保管理の効率化が求められていることです。

      証券集中保管機関(CSD)とカストディアンを中心とする再編は避けられないでしょう。そうした変化は、地域のカストディのような規模の大きいプレーヤーにとって有利に働くでしょう。ビジネスモデルの全面的な見直しに動くブローカーディーラーは、コストの大幅な最適化を実現できるでしょう。
      「これはマラソンレースであり、ランナーは足に痛みを抱えています。T2Sの導入によって証券のクロスボーダー決済の協調と担保の流動化が可能になり、市場参加者は新たなインフラに適合する新たなサービス、商品およびビジネスモデルを打ち出しています。また、Brexitやクラウドの登場といった新しい変化も考慮せざるを得なくなっています」と証券プラクティスのシニアアナリスト、ジョセフィン・ドゥ・シャズルネは述べています。

      「担保の重要性は、どれだけ誇張してもし過ぎることはありません。しかし、担保管理を最大限効率化するためには、ビジネスモデルやオペレーションモデルを大きく変える必要があります。今のところ様子見スタンスをとっている多くのプレーヤーは、T2S導入後に重い腰を上げ、戦略策定に着手するでしょう」と証券プラクティスのアナリスト、アリン・レイは述べています。

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