ベンダー
English

OTCデリバティブ業務のSTP実現に向けて

Create a vendor selection project
Click to express your interest in this report
Indication of coverage against your requirements
A subscription is required to activate this feature. Contact us for more info.
Celent have reviewed this profile and believe it to be accurate.
We are waiting for the vendor to publish their solution profile. Contact us or request the RFX.
Projects allow you to export Registered Vendor details and survey responses for analysis outside of Marsh CND. Please refer to the Marsh CND User Guide for detailed instructions.
Download Registered Vendor Survey responses as PDF
Contact vendor directly with specific questions (ie. pricing, capacity, etc)
2008/09/08

Abstract


OTC
取引の取引後処理においては、取引のキャプチャーおよびコンファメーション(確認)にかかるコストがコスト全体の50%以上を占めています。バイサイドでは効率性をさらに向上させるため、コンファメーション後の処理に対応するテクノロジーを求めています。

今回のレポートでは、取引のキャプチャーおよびコンファメーションがOTC取引の取引後処理コスト全体の50%以上を占めている現状が明らかになっています。一方、バイサイドでは効率性のさらなる向上に向けて、プロセスの後半部分に当たるコンファメーション後の処理に対応するテクノロジーを求めています。それを実現させるためには、本格的なストレート・スルー・プロセッシング(STP)に適したアーキテクチャとコンポーネントを備えた最新の高度なテクノロジーソリューションが相次いで市場に投入されることが不可欠でしょう。

「バイサイドは、企業の壁を超えてSTPを実現するためのシステム一元化やユーザー共同体の構築に賛同しています。バイサイドは社内においては、既存のシ ステムとの適合または統合が可能でワークフローや取引の全プロセスをモニターできる柔軟性の高いシステムを重視しています。市場関係者の中にはエンド・ ツー・エンド・ソリューションを望む向きもあるようですが、早急に必要なのは既存の社内アーキテクチャに適合し、時間とともに拡張または順応可能なポイン トソリューションといえるでしょう」とセレントのキャピタル・マーケット・グループのシニアアナリストでレポートを執筆したデイビット・イーストホープは述べています。

セレントは、OTCデリバティブ向けSTPソリューションを構築するための基本的な要素として①ダイナミックな取引モニタリング②参照データ③コンファメーション④時価評価⑤照合エンジンおよび機能⑥担保管理の6つを挙げています。

「イベント主導型アーキテクチャの役割は、これら全ての要素を1つのフレームワークに盛り込むことといえるでしょう」とセレントキャピタルマーケットグループのヘッドでレポートの共同執筆者であるマイーズ・ハバルは指摘しています。

本レポートは11図と3表を含む全51ページで構成されています。