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バンキングにおける「デジタル」とは何か【全訳版】

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2014/12/18

Abstract

(このレポートは2014年12月18日に"Defining a Digital Financial Institution: What “Digital” Means in Banking" というタイトルで英文で発表されましたが、和訳版を2015年6月30日に発行しました。)
*ダウンロード:レポート(日本語)=全訳版PDF、(英語)=原文レポートPDF

バンキングにおいて「デジタル」が何を意味するかをめぐる解釈は様々であり、業界内で統一された見解はないといってよいでしょう。セレントは、デジタルは金融機関を根本的に作り変え、バンキングの構造的変化を促すものであると考えています。

金融業界では、「デジタル」が重要であることに誰も異論を唱えません。しかし、銀行幹部に「貴行にとってデジタルはどのような意味を持ちますか」という質問をすると、それに対する答えは多岐にわたり、時に矛盾している回答も見られます。

本レポートは、セレント独自の調査結果をはじめ、業界の専門家への取材、会議への参加、インターネットやソーシャルメディアに大量に投稿される意見などをもとに、バンキングにおけるデジタルの枠組みを示すものです。このレポートの目的は最終的な答えを出すことではなく、テーマを掲げて問題を提起し、議論を促すことにあります。

「我々は、チャネルとの関連にのみデジタルを捉える狭い考え方ではなく、業界全体を巻き込む変化についての幅広い見解を取り込むことを目指しています。そして、デジタルは金融機関を根本的に作り変え、バンキングの構造的な変化を促すものであると考えています」と、セレント銀行グループのシニアアナリストでレポートの共著者であるジルビナ・バレイシスは述べています。

「ここで示した枠組みは、ほとんどの金融機関が現時点で達成できていないと思われるビジョンを示したもので、デジタル化改革の過程で真剣に取り組むべき目標となるでしょう。セレントでは、本レポートで取り上げたテーマの多くについて今後もさらに掘り下げていくつもりです。そして当然ながら、デジタルのほか我々の顧客が優先する分野における重要課題についても引き続き深く追求していく構えです」とシニアバイスプレジデントでレポートを共同執筆したダン・ラティモアはコメントしています。

本レポートは16図、24pで構成され、デジタル化プロジェクトに取り組もうとする金融機関への提言を含みます。