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2007年セレント・モデルキャリア: 保険会社のテクノロジ-有効利用に関する ケーススタディ

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2007/01/16

Abstract


(このレポートは2007年1月16日に"Celent Model Carrier 2007: Case Studies of Effective Technology Usage in Insurance"というタイトルで英文で発表されましたが、和訳版を2007年9月13日に発行しました。)

セレントが初めて発行する「モデルキャリア」レポートは、保険会社39社が進めているプロジェクトを「モデルキャリア・コンポーネント」として紹介しています。ここで取り上げた保険会社は、セレントが初めて開催した「モデルキャリア・サミット(2007年1月17日 ニューヨーク)」に参加しました。

セレントのモデルキャリア調査の目的は、「保険会社が全ての業務を今日のテクノロジーで最適化した場合、どのようになるだろうか」という一見単純な質問に対する答を明らかにすることでした。勿論、これはそれほど単純な質問ではありません。保険会社の規模、業務および商品ラインの複雑性、既存のテクノロジー基盤などのさまざまな要素によって「全て」、「最適化」という言葉の意味は大きく変わってくるからです。

「私たちの採用したアプローチは、商品全般と契約者のライフサイクル(商品定義、販売、引受け、保険契約管理、サービス、ビリング、保険金請求、再保険)、ITインフラとその管理に、モデルとなる保険会社が採用すると思われる有力なテクノロジーベストプラクティスの概要を提供することを目的としていました。」と述べるのは、今回レポートを執筆したセレント保険プラクティスチームのマネジャーで主要執筆者のマシュー・ジョセフォウィッツです。
「もちろん、モデルとなる保険会社が1社に限定されることはありません。どの保険会社も、テクノロジーに関しては成功と失敗を経験しています。だからこそ私たちは、実際にテクノロジーを有効活用している例をできるだけ多く集めようとしたのです。そして、レポートは、理論上のモデル保険会社のITシステムと実践手法を構成する要素として、これらのケーススタディを紹介する形になりました。」

モデル保険会社の構成要素となる39のケーススタディのほぼ全てに、ビジネス要因、テクノロジー環境、定量的な成功指数を踏まえた簡潔(平均100~250語)な説明があります。

  • AAA Missouri: 電子申請およびSTP
  • AIG VALIC: クローズドループ型リードマネジメント
  • Allstate Financial: グリッドコンピューティングによる年金評価計算
  • Allstate Financial: ルールに基づく自動引受け
  • American Safety: 包括的な再保険管理
  • Arbella Insurance Group: 代理人向けポータルおよび代理店管理システムのサポートに共通インターフェイスレイヤを採用
  • Aviva Canada: Webベース初期損害報告システム
  • Baltimore Life: 電話による引き受け業務
  • Chubb: 保険引受人の支援を受けた販売実績のデータ管理
  • Chubb: BPMによる引受けプロセスの可視化
  • Columbia Insurance Group:引受けルールのオンライン化による電子申請の強化
  • Connecticut Healthcare Workers Compensation Trust: 医療費審査の自動化
  • FCCI Insurance Group: 保険金請求ファイルの電子化
  • Genworth:高度な文書管理センター の構築
  • Great American Financial Resources Inc. (GAFRI): データ管理およ統合手法の確立
  • GUARD Insurance: 電子申請機能を備えた代理人向けポータル
  • Harvard Pilgrim Health Care: グループ全体の電子ビリングシステム
  • Hastings Mutual: 総合的な保険金請求環境の構築
  • Helvetia Insurance Group (Switzerland): サービス・オリエンテッド・アーキテクチャ(SOA)の採用によるEビジネスのサポートと開発コストの削減
  • Indiana Farm Bureau: 損害査定人向けワイヤレスシステム
  • Mutual Benefit Group: オンライン見積りおよび申請にWebサービスアーキテクチャを採用
  • Mutual of Omaha: 申請書類のリモート印刷
  • Mutual of Omaha: ルールに基づく引受けワークフロー
  • Ohio Casualty: 自由に設定可能な保険契約のコアシステムを構築
  • Ohio National: 電子申請の導入
  • Ohio National: 従来のインターフェースを維持した電子ワークフローの導入
  • Pekin Insurance: 計算エンジンの共通化
  • Penn National: 損失管理検査官向けモバイルシステムの構築
  • Reliance Standard Life: 保険契約管理システムのリプレースとプロセス改善
  • Selective:プロジェクト管理室設立によるITプロジェクト管理能力の強化
  • The Hartford: 販売管理のデータ管理システム
  • The Hartford: 経営幹部の監督による強力なITガバナンス
  • The Principal Financial Group: 提案書のオンデマンド印刷
  • 東京海上日動 (日本): 代理店向け総合ポータル
  • Unitrin Kemper Auto and Home: 初期損害報告の管理
  • Unitrin Kemper Auto and Home: ルールに基づく引受け業務
  • West Bend Mutual: 責任準備金管理に地域コードを活用
  • West Bend Mutual: Point-of-Sale Automated Underwriting with Agent Feedback
  • Top 10 Life Insurer: Common Calculation Engine


このレポートは、セレントが2007年に初めて開催したモデルキャリア・サミット(レポートに記載された保険会社のためのイベント)に向けた準備の一環として発行されたものです。セレントでは今後、同イベントを毎年開催し、同時にレポートも発行していく計画で、来年のサミットに向けて継続的に実例を収集していきます。

本レポートは52ページで構成されています。