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米金融機関における認証:リサーチパネルシリーズ:パート5

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2016/09/06

Abstract


本レポートは、セレントの「デジタルリサーチパネル」に基づくシリーズの第5弾です。今回は25の米金融機関を対象にリテールバンキングの顧客認証とアイデンティティ管理に関する見解を調査しました。

顧客のニーズ、規制、テクノロジーが劇的に変化する中、金融機関は認証手続きについて改めて重視せざるを得なくなっています。2016年7月に実施した第5回デジタルパネルでは「認証」をテーマに、以下の3つの疑問に対する答えを追及しました。

KEY RESEARCH QUESTIONS
1 米金融機関による認証およびアイデンティティ管理への投資を促進する要因は?

2

認証およびアイデンティティ管理の現状と当面の計画は?
3

認証およびアイデンティティ管理の将来の展望は?

今回の調査では主に以下の点が明らかになりました。

  • 回答者のうち56%は、認証およびアイデンティティ管理は自社の将来にとって極めて重要な戦略的優先課題であると回答している。
  • 大部分の金融機関は、向こう1年間に認証・アイデンティティ管理の分野で過去平均を上回る投資を行う計画を立てている。投資の主な促進要因として、利便性と安全性に対する顧客のニーズ、不正行為の巧妙さが増していることが挙げられている。
  • 現時点で生体認証を採用しているとする回答は28%にとどまったが、積極的に採用計画を進めている、あるいは採用を検討しているとした回答は60%に上った。既存顧客の大多数は生体認証が使われることに抵抗感がないとした回答は48%。
  • 将来の顧客確認および認証においてデータ分析、指紋認証、トークン化は「非常に重要」または「重要」であると答えた回答者は85%以上であった。
  • サーバーを用いる方法では重大なデータ漏えいを防ぎきれず、ユーザーの認証情報が一度に漏えいしかねないと強く懸念した回答は42%であった。
  • 5年以内にユーザー名とパスワードによるログインは主流でなくなるとする回答が80%を超えた。


本レポートは36ページから成り、17の図表が掲載されています。

「調査の結果は、金融機関にとって認証およびアイデンティティ管理が重要課題であることを裏づけています。データ分析、生体認証およびトークン化は、今後、認証に関する重要なテクノロジーになるでしょう。その前に、テクノロジーによるイノベーションを最大限に活用するための取り組みが阻害されないよう、組織内の課題を解決する必要があります」とセレント銀行プラクティスのシニア・アナリストでレポートを共同執筆したジルビナス・バレイシスは述べています。

セレントの「リサーチパネル」はデジタルをめぐる金融機関の姿勢、進捗状況、優先課題を把握するための調査で、業界から広く(セレント顧客でなくても調査に参加可能)パネリストを募集しています。ほぼ2~3ヵ月ごとに調査を実施しております。参加をご希望の銀行関係者は、こちらをクリックしてください。