セレントが2022年のPrevisoryシリーズで注目したユーザーエクスペリエンスは、2023年から2024年にかけてもその勢いは衰えることはなく、引き続き投資を引き寄せている。その背景には関係を深め収益を増加させるために、顧客が透明性の向上とセルフサービス機能を求めていることがある。こうした顧客の要求を満たすべく、サービスプロバイダーのコミュニティ全体において製品中心主義から顧客中心主義への転換が定着しつつある。この転換にはレガシーテクノロジーの本格的なデジタルトランスフォーメーションが必要である。モデルバンクアワード2024を受賞したSociete Generale Securities Services (SGSS) のクライアントポータル「MySGSS」は、顧客と従業員の両方のユーザー体験を変革したことが評価されている。当ソリューションは単一のインターフェイスで顧客データおよびSGSSサービスの統合ビューを提供するため、顧客と社内ユーザーは同じ場所から同じ方法で同じデータにアクセスできる。