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UCITS IVが欧州の資産運用業界に及ぼす影響

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2010/10/22

Abstract


UCITS IV指令(欧州連合投資信託指令IV)の導入に伴い、欧州における資産運用市場の調和が一層促進されると思われます。同指令はこれまで規制の対象外だった商品にも適用されるもので、これを機に欧州では国境を越えた資産運用が活発化するでしょう。

セレントの最新レポート「UCITS IVが欧州の資産運用業界に及ぼす影響」は、UCITS指令の歴史と変遷を振り返るとともに、UCITS IVの主な規定、UCITSの対象市場、UCITS IV指令が市場参加者に及ぼす影響について解説しています。

ここにきて注目されている2つのテーマは、市場拡大と業界再編です。UCITSは当初の導入以来、改正のたびに規模が拡大しており、今後も欧州および世界で市場の拡大が見込まれます。ヘッジファンドもUCITSの適格投資資産への関心を強めています。指令の導入を機に、ファンドは合併や資産プールを通じたコスト抑制を図るとみられます。また、新指令の規定を利用したスーパーファンドが大幅に増えることが予想されます。

セレントは、長期的にみてUCITS IVの導入が資産運用業界にもたらす最大の効果はコスト削減であると考えています。指令で定められた統一基準の仕組みを適切に利用することで、ファンドマネジャーは年間20〜30億ユーロのコスト削減を達成できるとみられます。この仕組みにより、運用会社の業務およびカストディ関連費用を10〜15%削減できるとの試算も出ています。

レポートでは、指令導入後の主なトレンド、課題およびビジネス機会について分析しています。また、指令の主な規定内容と市場参加者に及ぼす影響についてもまとめています。

「UCITS指令は、全てのステークホルダーに多かれ少なかれ影響を及ぼすことになるでしょう。ファンドの設立者、運用会社、販売業者、カストディアン、受託者、仲介業者、規制当局および投資家は、いずれもUCITS IVの導入によって生まれる新たなエコシステムへの適応を迫られるでしょう。業務面では、全てのステークホルダーがワークフロー、業務プロセスおよびシステムの標準化を進める必要があります」と、セレントのシニアアナリストでレポート執筆者のラビ・ナワルは述べています。

このレポートは7図と3表を含む30ページで構成されています。