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コーポレートアクションの新しい世界 - アルファを創出しつつミスを回避

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2019/08/16

Abstract

業務上のミスによりコーポレートアクションの選択機会を逃せば、受益者に経済的損失をもたらす可能性がある。そのため金融機関は業務体制の精査を余儀なくされている。金融機関にとって業務上のミスを防ぐ最良の手段は、必要なプロセスを監視するための最適ツールを業務担当者に提供することである。透明性を確保することは、顧客満足度の向上、時間管理の最適化、コーポレートアクション業務のリスク管理につながる。

コーポレートアクションの選択肢の中から最適なオプションを選んで実行するウェルスマネジャーは、これまで比較的少数にとどまっていた。コーポレートアクションのデータを利用して、株式配当狙いのアービトラージ戦略、税務コストの最適化、為替リスクの管理、ポートフォリオ/リスク管理といった投資アイデアを練るプレーヤーは増えており、これらのデータがもたらすビジネスチャンスが広く認知されるようになったことが伺える。投資運用業務インフラの適正化により、こうしたビジネスチャンスの活用が可能になり、アルファ創出や収益拡大を促すことにもつながる。

ベンダーの間では、コーポレートアクション業務の非効率性を逆手にとって、テクノロジーの進歩につなげる動きが広がっている。クラウド、知的オートメーション、分散型台帳技術といった分野を問わず、進歩を先導しているのはミドル/バックオフィスである。ウェルスマネジャーの視点からみると、こうした進歩を取り込むことで金融機関の業務効率化が進み、人員削減や収益拡大につながるだろう。