クラウドコンピューティング、SaaS、テクノロジー・アウトソーシングに関する疑問にセレントがお答えします。

セレントはこれまでに、金融サービス業界のテクノロジー・アウトソーシングに関するレポートを2本発行し、ウェビナーを開催しました。最新レポート「クラウドコンピューティング、SaaS、テクノロジー・アウトソーシングに関するQ&A」では、ウェビナー参加者やレポート読者から寄せられた質問に答えました。

• SaaSはクラウドコンピューティングの一部なのでしょうか？ もしそうならば、常にSaaSはクラウドコンピューティング・ソリューションの一部なのでしょうか？
• 大規模なカスタマイズが必要なアプリケーションはSaaSには不向きですか？
• 面倒なカスタマイズの不要な、ごく標準的な形で利用できる商品のほうがSaaSに向いているのでしょうか？
• SaaSユーザーはシステムのバージョン更新にどのように対応しているのですか？
• クラウドコンピューティングは、大手保険会社の多くに見られるメインフレーム文化を変革できる可能性がありますか？
• 各SaaSプロバイダーはどのようにすれば、テクノロジーで他社との差別化が図れるでしょうか？
• もう1つ別のデータセンターを設置するより、クラウドベースの災害復旧サイトを構築したほうがいいでしょうか？
• データセンターと災害復旧サイトは企業内でクラウド化したほうがいいでしょうか？
• マルチスレッドはクラウドコンピューティングにどのように応用できますか？
• 金融サービス業界においてクラウドコンピューティングはどのように利用されていますか？
• 金融サービス業界においてSaaSはどのように利用されていますか？
• 金融サービス機関に導入を躊躇させているのは、法律上の問題、ライセンシングモデル、データ保護など、どのような理由が考えられますか？

「金融業界ではクラウドコンピューティングという語が複数の意味で使われているため、この概念を自分のビジネスにどう応用すればいいのか、理解するのが難しくなっています。クラウドコンピューティングやSaaSが企業で実際に利用されている形そのままに定義づけがなされるように我々アナリストが手助けいたします」とセレント保険グループのシニアアナリストで本レポートの執筆者であるジェフ・ゴールドバーグは述べています。

「このレポートでは、読者からの質問の多かった、混乱が生じているいくつかの点について明らかにしました」と彼は付け加えています。

本レポートには、2009年10月発行の「保険会社におけるクラウド、SaaS、テクノロジーアウトソーシング」および2009年11月発行の「銀行におけるクラウド、SaaS、テクノロジーアウトソーシング」の両レポートの内容も含まれています。

このレポートは22ページで構成されています。