セレント アナリスト&インサイト・デー

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1 March 2016
Eiichiro Yanagawa

早春の東京に、セレントのアナリストとインサイトが集結しました。

カンファレンスでのプレゼンテーションに加え、日本の金融業界ソートリーダとの議論では、日本で、アジアで、そしてグローバルに飛躍する金融サービスの未来図を大いに語りました。

カンファレンスでは、3つのセッションを通じて、15本のトピックスについて、最旬なプレゼンテーションを展開しました。

セッション1:イノベーションへのカウントダウン

もはや、過去の栄光に安穏とする組織は存続出来ません。ドローンや自動運転車との日常を、誰が予想したでしょうか?全く新しい時代の幕開けを、金融機関がイノベーティブな組織として生まれ変わる機会とするために、セレントは「金融機関のイノベーション」を継続的にリサーチしています。劇的な環境変化をビジネス機会として活用するために、セレントがグローバルなリサーチの中で見出した「イノベーションのベストプラクティス」を披露しました。

セッション2:フィンテック 未来への分岐点

今日の決断の確からしさが、明日のビジネスの成功を導きます。しかし、限られた時間の中で情報を取捨選択し、正しい判断を導くことは容易ではありません。業界を飛び交う斬新で奇抜なアイディアの中には、将来の方向性と成功を決定づける「種」が混在しますが、限られた時間とリソースを投入する価値のある種なのかを見極めることが課題です。フィンテックの最新テクノロジーの中から、どの「種」に将来性があり、どの「種」が幻想に終わるのか、セレントのインサイトを発信しました。

セッション3:ブロックチェーン 一時のブームか現実か

「ブロックチェーン」という言葉に、業界の未来が投影されているようです。果たして、本当に実用的なプラットフォームなのか、そしてその用途と適用方法は? 金融機関は、この最先端テクノロジーにどのように取り組んでいるか、先駆者たちの取り組みに何を学ぶか? 銀行、保険、決済サービス、キャピタルマーケットにおける、その現状と今後の見通しを分析し、時間と資金を投じる価値がある分野を検証しました。

個別に面談した、日本の業界ソートリーダとの議論では、引き続き、「金融の未来図」を提唱しました。

  • 何をすべきか?
    - 投資と事業機会の活用:イノベーション組織とリーダーシップの確立
    - 需要と供給のミスマッチを発掘:不便を我慢しない「新世代の声」を最大限活用
    - 新テクノロジーは新アーキテクチャの下で:デジタルテクノロジーがネットワーク効果を加速し、APIを司るプラットフォーマーこそが、新たな潮流を生み出す
  • 何をすべきでないか?
    - レガシーモデルの再生産:フィンテック活用とレガシーモダナイゼーションの同時進行、新サービス、新システムに加え、新たなソーシングモデルの考慮が必要
    - 旧市場の争奪戦:コスト競争を回避するためには、競争の軸を変え、新セグメントに向けた新たなバリュープロポジションを創出する
    - 事業とテクノロジーの独占:フィンテックのビジネスモデルは、多くの「共有」で成り立ち、それは市場や顧客のみならず、事業やテクノロジーすら惜しげもなく「共有」

未来図は、金融が特別な、独占的なサービスから、企業活動や消費生活と融合し、金融以外の情報や活動との区分が無くなることを前提とすべきと考えます。フィンテックの時代、金融サービス利用者の期待は高揚を続けています。サービスを競うべき相手は、どうやら、金融業界の外に、それは、ユーチューブやリッツ・カールトンの顧客認知、グーグルやアマゾンの顧客行動予知や優先顧客対応、全てのSNSが展望するサービスの可視化とシンプルなインタラクションかもしれません。その期待に応えることが、未来図における羅針盤となりましょう。

近刊のセレントレポートに、どうぞご期待下さい。

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Insight details

Content Type
Blogs
Location
Asia-Pacific