金融業界におけるAI
14 November 2018
東京ラウンドテーブルを振り返り:Part 1
セレントが「デジタル金融サービス」のフレームワークを提唱したのは2014年。以来、デジタルは様々な変遷を経ながら、今も金融業界の最大の関心事であり続けている。
世界各地で開催してきたデジタル・ラウンドテーブルを、今秋、セレントは東京でも開催した。日本の金融業界のシニアマネジメントの方々をお招きし、最新の業界トレンドや、新たなテクノロジーの活用とビジネスモデル、そしてイノベーションを議論した。
今回のラウンドテーブルは以下の3点にフォーカスした。
- 金融サービスにおけるデジタルトランスフォーメーションのグローバル動向
- 金融サービスにおけるAI適用のグローバル動向
- 日本におけるデジタル金融サービスの現状と展望「デジタル消費者が望むこと」
当日は、セレントアナリストが上記に関するプレゼンテーションを行った後、ラウンドテーブル参加者とのディスカッションを行った。日本独自の視点や、課題、チャンスなどについて、銀行、保険、証券の各業界での立場や組織を超えた意見交換の場として、インスピレーションに溢れる議論が展開された。
ラウンドテーブル「金融業界におけるAI」
主要テーマ
- 金融機関が現時点で利用可能なツールを理解する。
- 金融機関がAIのプログラムやプロジェクトを立ち上げる際に考慮すべき人的リソースとプロファイルを特定する。
- 金融機関が優先する可能性のある社内組織モデルを理解する。
- AI投資に対する金融業界の考え方を理解する。