アドバイザーのデスクトップは資産運用に関するあらゆる活動のハブとしての役割を果たし、顧客タッチポイントから得た情報をワークフローおよびバックオフィスに伝達するプロセスを監視するものです。アドバイザーによる顧客対応時間の増加が期待されており、これがデスクトップの導入を促す要因になっています。デスクトップの導入によってデータマートを通じて業務部門の垣根を超えたIDの照合が可能になり、組織全体の顧客取引を一覧でき、また、オンボーディングツールを使うことで、あらかじめCRMに顧客情報のシードを設定することが可能になります。
「アドバイザーは、常に進化する規制環境、拡大する顧客ニーズ、商品およびプロセス要件の変化に対応するためのサポートをデスクトップに求めています。」
「しかし、1980年代のワークステーションとは訳が違って、最新のデスクトップのコンセプトはデータ支配の巨大な力、さらに言えば顧客との関係自体をも意味しています」と証券プラクティスのシニア・アナリスト、ウィル・トラウトは話しています。
