コーポレートデジタルバンキングプラットフォーム: EMEA/APAC/LATAM編
2021 XCelent Awards:VendorMarchを活用したベンダーの評価
Abstract
銀行のコーポレートバンキング収益の大部分は、幅広い商品やサービスの提供をバンキングパートナーに依存している企業顧客の複雑な金融業務ニーズを満たすことに起因している。その結果、広範囲の商業顧客のバンキング業務を取り込み維持したいと考えている銀行は、さまざまな顧客セグメントに合わせた幅広いキャッシュ管理ソリューションを提供するために、必要なテクノロジーインフラに投資し続けなければならない。コーポレートデジタルバンキングプラットフォームは、銀行の機能を顧客に提供し、情報レポートの作成、流動性管理、買掛金および売掛金の自動化、不正防止をサポートすることができる。
銀行の要件定義および評価対象となるベンダーのショートリスト作成を支援するために、セレントは「コーポレートデジタルバンキングプラットフォーム:北米編」および「コーポレートデジタルバンキングプラットフォーム: EMEA/APAC/LATAM編」の2つのレポートにおいて、19の主要なコーポレートデジタルバンキングソリューションの特性を詳細に説明している。こうした特性には、機能の概要、顧客基盤、テクノロジーアプローチ、プロフェッショナルサービス、導入オプション、取引条件、および顧客事例が含まれている。セレントは、独自のABCベンダービューを使用してソリューションを評価し、「テクノロジーの先進性」、「機能の幅」、「顧客基盤とサポート」の3つのカテゴリーで卓越したソリューションにxCelent Awardsを授与した。
本レポートは、ソリューションプロバイダーとのパートナーシップにより、コーポレートデジタルバンキングサービスの向上を目指す銀行を対象としている。検討すべき魅力的なプラットフォームは多数ある。本レポートでは、セレントのVendorMatchのデータストアを利用して各ベンダーからRFI (情報提供依頼書) に関する広範な情報を収集し、以下13社のベンダーとそのソリューションについて評価している。
ACI Worldwide、ALSEGO、Auriga、Bottomline、CoCoNet、Comarch、CR 2、Infosys Finacle、Finastra、Intellect Design Arena、Nucleus Software、Oracle Corporation、ProgressSoft