概要

セレント・モデルウェルスマネジャー・アワードは、ウェルスマネジメント業務の成功に不可欠な様々な領域におけるテクノロジー活用のベストプラクティスを表彰し、金融機関に授与されるセレントのメインアワードです。2024年は、以下6つのカテゴリーへの応募を受け付けます。

セレントは、そのフラッグシップイベントであるイノベーション & インサイトデーにおいて、モデルウェルスマネジャーの受賞者を発表しています。次回のイノベーション＆インサイトデーは2024年3月21日に開催されます。

モデルアワード・プログラム2024への応募は現在受付中、2023年10月13日に締め切ります。

応募カテゴリーおよび受賞プロジェクト

新たな市場や顧客層にアプローチするためのテクノロジーツール

ウェルスマネジメントの民主化を可能にするテクノロジーが出現しています。投資サービスを利用していないコミュニティやギグワーカーなどの新しい市場に金融ソリューションを提供するために使用されるテクノロジーの例としては、Wealth-as-a-Serviceプラットフォーム、デジタルツール、モバイルアプリケーションなどがあります。こうしたテクノロジーは、新たな収益源を求めているウェルスマネジメント企業にとって、ますます注目すべき分野となっています。

パーソナライゼーション

ウェルスマネジメント企業は、顧客ジャーニーのパーソナライズ化を目指しています。このカテゴリーには、より有意義なアドバイザーとクライアントのエンゲージメント、コミュニケーション、ポートフォリオソリューションを提供するために使用される革新的なテクノロジーが含まれます。

アドバイザーワークフローの効率化

アドバイザーワークフローにおける業務のデジタル化と合理化は、金融機関にとって引き続き重要な課題となっています。 アドバイザーの効率と生産性を向上させる革新的なポイントソリューション、フロント/ ミドル/ バックオフィス・テクノロジーは、最高クラスのプラットフォームの構築に不可欠です。

フィナンシャル・ウェルネス

このテーマには、より包括的なソリューションを顧客に提供するためのテクノロジーが含まれます。個人顧客はウェルスマネジャーに対して、代替投資、保険、融資などの非伝統的な商品やサービスを、包括的なソリューションにシームレスに統合することを要求しています。 金融機関は、このようなソリューションを可能にする技術やツールを益々活用するようになっています。

データとアナリティクス

データはウェルスマネジャーにとって差別化要因です。 このテーマでは、競争上の優位性を高めるためのデータ活用を評価します。 その例として、以下を提供するデータ管理ツール/ テクノロジーの活用が挙げられます。

・予測分析

・キュレートされたコンテンツ 

・より有意義なアドバイザー・エンゲージメント

・ESGおよびテーマ別の金融ソリューション

・システム間の情報フローを可能にするデータ管理機能

基幹/ 新興テクノロジー

このカテゴリーでは、ウェルスマネジメントの分野で新たに出現したばかりの新しいテクノロジーに注目します。 メタバースは、金融機関が探求しているテクノロジーの良い例です。