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クラウドが加速する日本の金融システム・金融IT産業のサービス化:鍵を握るモジュール化技術

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2011/11/01

Abstract

(このレポートは日本語で2011年7月28日に発表しましたが、2011年11月1日に"Cloud Computing in the Japanese Financial Services Industry"というタイトルで英文版を発行しました。)

日本の金融業界、金融IT業界において、今日、クラウドコンピューティングは、Buzzword の概念段階から、利用と実施の段階へ入り、その普及につれて、IT 業界には産業構造の変化が起きています。「クラウド化」は、以前の「ダウンサイジング」に相当する、IT 利用に係るパラダイムの変化、産業の構造的転換をもたらすものと考えられます。

セレントの最新レポート「クラウドが加速する日本の金融システム・金融IT産業のサービス化:鍵を握るモジュール化技術」 ではセレントが、複数の金融機関、金融IT 企業を対象に行ったインタビューに基づき、日本の金融業界、金融IT 業界における、クラウドコンピューティングに関する最新動向を分析しています。インタビューの結果から、利用者、提供者サイドに共通する「期待」として浮 かび上がったのは、標準化(システム化プロセス全般、IT アセットアロケーション・ガバナンス、アーキテクチャ、システム基盤、ソフトウェア構造、構築・運用・保守のメソドロジー)でした。また、最適化(特定業 務、LOB 単位、IT 資産全体のガバナンス、グローバル展開)、及び付加価値創造(オンプレミス連携、ハイブリッドでの現在価値の即時実現、アジャイルな開発基盤での将来価値 の担保)も今後の発展が注目されています。


出典:セレント

「今 回のインタビュー全体を通じて、各社の回答に共通してみられたものは、現在のクラウドコンピューティングを巡る様々な事象は、一過性ではない、との認識で した。そこからは、各社の積極的かつ継続的な取組姿勢が十分に読み取れ、大きな変化の予兆を確信しました」とレポートを執筆した、セレントのアジア金融 サービスグループのシニアアナリスト、柳川英一郎は述べています。

本レポートは、NISTの定義によるクラウドコンピューティングの、日本市場における動向を分析し、金融機関、金融ITベンダーへのインタビューを通じてハイライトされた、8つのケーススタディを紹介しています。