法人顧客のオンボーディングが、銀行にとっての最優先課題となりつつある。セレントの定量調査とインタビューから、銀行は自社プロセスが非効率で多くのリソースを消費していること、スピードと正確性が必要であることを認識しており、多くの銀行が抜本的な改革のための投資に意欲的であることが分かった。各銀行によって、「エンドツーエンドの改革」「プロセスの特定段階にフォーカス」など目標は異なるものの、改善や変革を実現し、他社との差別化を図ろうとする姿勢はどの銀行にも共通して見られ、競争は本格化するであろう。

セレントは、「72%の銀行が自動化はまだまだ改善できると考えている一方で、多くの銀行はすでに確実な措置を実践している。すなわち、よりスマートで迅速かつ効率的なプロセスへと移行するためのデジタル化を超えたデータインフラの近代化とAI導入に投資している」とし、主要銀行の多くが、必要悪や業務の足かせなどとネガティブに見られていたオンボーディングを、収益成長と規制対応のベストプラクティスを実現させるための好機であるとして捉えるようになっていることを発見した。

