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オープンプラットフォームへの期待と取り組み

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29 August 2021
Eiichiro Yanagawa

セレントはこれまでも、資本市場における新テクノロジーの隆盛に対して、様々なイノベーションモデルの提唱をしてきた。過去のセレントレポート「証券決済革命」シリーズにおいては、「インフラ革命へのパラダイムシフトとデジタル資本市場[1]」、「モジュラー・フィナンシャルサービス[2]」、「システムアーキテクチャとITマネジメント、ソーシングモデルの革命[3]」を提案し、「マイクロサービス[4]」によるソフトウェアエンジニアリング改革と、「API金融サービス[5]」によるビジネスモデル革新の必然性を主張してきた。そうした提唱を象徴するコンセプトが「オープンプラットフォーム」である。

地平線の彼方に広がる新境地において、資本市場はオープンプラットフォーム上の商品とサービスのシームレスな提供を巡る共創と競争の場となるだろう。

これまで市場を牽引したセルサイドの大手金融機関とて、一社ですべての金融商品・サービスをカバーすることは困難だ。新規参入する事業者つまりフィンテックにとって、古典的な金融商品やサービスの品揃えに興味は無くとも、現在の規制当局の枠組みにおいては、取引の基本となる顧客情報や口座情報は、伝統的な事業者つまり銀行の認証とAPIを通じてのみアクセス可能である。新規参入者と伝統的な事業者の共創によって、業界全体の価値連鎖は広がり、効率性は高まる。


[1]ポストトレード市場革命の足音:デリバティブ清算インフラ刷新への取り組みと課題」(2018年1月)

[2]証券決済革命:市場参加者の動向とモジュール化の提言」(2017年9月)

[3]証券決済のパラダイムシフトへ:日本市場の現状と展望」(2017年6月)

[4]マイクロサービス:雲の彼方のソフトウェアエンジニアリング革命」(2018年4月)

[5]日本のオープンAPIバンキング:その枠組み、脅威と機会」(2018年6月)

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