キャピタルマーケッツにおける分散型台帳技術
2019/09/09
3つのユースケースの検証
Abstract
分散型台帳技術(DLT)は分散型ネットワーク上で複数の参加者が共有するデータベースであり、ネットワーク参加者間の取引を記録する。
DLTのメリットは、参加者間の信用コストを大幅に削減できるほか、取引を執行する仲介者への依存度を下げられることにある。資本市場においては、ネットワーク参加者は共通のデータセットを使ってリアルタイムで作業できるため、取引決済のスピードアップ、コスト削減、クラウドの普及拡大、業務の効率化につながる。