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電子署名導入がもたらす韓国保険業界への影響: グリーンITの実現に向けて

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2012/11/29

Abstract

(このレポートは日本語で2010年10月12日に発表しましたが、2011年10月28日に"Electronic Signatures in South Korean Insurance: Enabling Paperless Policies"というタイトルで英文版を発行しました。)

韓国の保険業界は、2012年に入り、大きな変化への第一歩を踏み出しました。金融当局が保険契約時の署名に関して、電子署名も認めると発表したからです。それと同時に、電子署名に関するガイドラインも公表され、電子署名の導入へ向け、足早に動き出しました。


セレントの最新レポート「電子署名導入がもたらす韓国保険業界への影響」では、韓国国内の保険会社が電子署名による保険契約をどのように位置づけ、導入を進めているのかについて調査しました。また、どのような効果が期待され、期待できるのかについて分析しています。

電子署名の導入により、保険業界のペーパーレス化が急速に進んでおり、これは2012年前半期に電子署名導入を完了した保険会社の統計に読み取れます。

  • 毎月200-300%ずつ、電子署名での保険契約件数が増加している。
  • 2012年8月現在で、電子署名による保険契約が全契約数の15-18%の割合を占めている。

電子署名システムの導入によって、韓国の保険会社はどのような効果を期待しているのでしょうか。セレントが実施したインタビューを通じて明らかになったポイントは、主に以下の4点です。

  • 保険契約までのプロセスの効率化
  • 紙にかかる費用および保管費用の削減
  • 顧客満足度の向上
  • グリーンITの実現


「損 害保険業界から始まり、今では生命保険業界でも、電子署名システムの導入が相次いでいます。しかし、今後、ガイドラインの改定やセキュリティ強化問題など 解決すべき課題も残存しているのが現状です」とセレントのアジア金融サービスグループのアナリストで、本レポートの執筆者である孔慶順は述べています。

本レポートでは、電子署名のさらなる普及に向けて今後乗り越えるべき課題を指摘し、電子署名システム導入に関わったベンダーを紹介し、最後に、今後、電子署名の導入を検討している保険会社に対する提案で締めくくっています。

本レポートは26ページ、16図と3表で構成されています。